イナダの刺身で中性脂肪値を操作する!食材の使い方と健康効果

2017年8月14日

魚を購入するためにスーパーに行くと、”いなだ” という魚が売られている事があります。見た目にも綺麗で、白身とも赤身とも言えないような美味しそうな色合いの魚です。

いなだは、他の魚に比べて安い価格で売られている事が多いため、美味しさや栄養面から考えてもお買い得な魚です。

イナダは中性脂肪を改善できる魚

”いなだ”という魚の名前が分からなくても、ブリなら知っているはずです。ブリの水煮や、ぶり味噌の缶詰はとても美味しくて、栄養価も高いことから学校給食においても、お目にかかっているはずです。この美味しいブリの成長段階にある(幼魚)が、いなだとなります。

ブリの子供とは言っても30センチ以上もあるので、刺身でも十分に食べ応えのあるりっぱな魚なのです。ブリは最大で1メートル近くまで成長する魚なので、その成長の途中で”いなだ”と名前が変わりますが、実はもっと名前はたくさんあります。

いなだは地域で名前が変わったり、大きさが変わると名前がコロコロ変わる出世魚です。

地域で呼び方が変わる出世魚

いなだは出世魚でありながら、日本各地で呼び方が変わるため非常に多くの名前が存在します。

関東ではワカナゴ→ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ
関西ではモジャコ→ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ

これが北陸地方では、ツバエリ→コズクラ→フクラギ→アオブリ→ハナジロ→ブリ となり、全く違う名前となります。山陰地方ではこの順番が入れ替わる地方もあるので、自分の住んでいる地域のサイズ別の名前を調べておくべきです。

20センチ単位で名前が変わり、大人のブリになるまでに5回ほど名前が変わると覚えます。いなだの関西での呼び方のハマチは、回転寿司屋などにおいてはサイズ別の呼び方ではなく、養殖物のブリ(サイズは関係なく)をまとめて、ハマチと言うルールもあります。

もう一つ面倒なのは、釣りをする人の間では、釣り上げた魚の重さによって名前を分けています。2キロ以内であればイナダ、3キロまでの重量だとイナワラ(いなだとワラサの中間の意味)、そこから4キロまでがワラサ・・のようになります。

中間サイズの魚に新たな名前が誕生して更に覚える名前が増えてしまいます。このように、イナダは古くから日本各地で親しまれてきた魚であるため、地元の呼び名や、サイズ別の呼び名が多く存在します。

イナダは白身魚と赤身魚のどちら?

料理のレシピ本には、いなだやカレイなど、材料となる魚の名前が記載されますが、「白身魚のカルパッチョ」のように、「地元で調達できる白身魚であれば何でも良い」というレシピも多くあります。

このようなレシピを参考にする場合、イナダは白身魚であるのか、または赤身の魚であるのか判断に迷うことになります。赤みがかっていますが、サーモンやマグロのように身の全てがピンクやオレンジ色になっておらず、部分的に赤みがかっているような色合いとなります。

イナダ(ブリ)は厳密な分類としては、血液色素のヘモグロビンが多いため赤身魚として分類されます。近い品種の魚であるカンパチ、ヒラマサも同様です。

イナダの身は白っぽいのですが、血合いと言われる腹身周辺のヘモグロビンと、酸素を貯蔵するミオグロビンにより赤黒くなります。これが白身魚と赤身魚の違いを見分ける方法となります。

ただ、この分類方法からいくと、オレンジ色の身が綺麗なサーモンは白身魚となります。赤っぽい色合いになるのは、赤い色素をもつエビをよく食べるためです。

いなだは白身か赤身か?については、料理を美味しく食べるためであれば、どちらでも良いと考えるべきです。お酢やワインビネガー、醤油、わさびとの相性も良く、洋風でも和風でもイナダは美味しく仕上がります。

いなだの美味しさと栄養価

いなだは、ブリになるずっと前の段階なので、ブリに比べると脂の乗りは少なめであり、さっぱりした味わいになります。お刺身、煮付け、焼き魚、魚フライ、魚のお味噌汁など、どんな料理にも合います。

ブリよりも脂が少ないため、厚く切ってプリプリのお刺身を楽しめます。

いなだはタンパク質が豊富、そしてビタミンB1やビタミンB2、ビタミンEが豊富で、EPAやDHAの効果にて中性脂肪の値を下げることが可能です。

中性脂肪を下げる為に、有効な魚を探す場合は栄養価の面から考えてもイナダがベストであるといえます。肉をメインにした食事を続けるとカロリーが高くなり糖尿病の可能性も高まってしまいます。そこで、タンパク質の摂取はイナダの煮付けなどで補給するようにします。

Posted by NewVic